歯科廃棄物のリサイクルに関するよくあるご質問

歯科医院から最も多くお寄せいただく質問に、率直にお答えします。お探しの答えが見つからない場合は、contact@swissrecyclingmetals.ch までメールでご連絡いただくか、+41 76 611 98 20 までお電話ください。月曜日から土曜日の8時から20時(中央ヨーロッパ時間)まで対応しております。

クラウンの価値

歯科用クラウンに本当に価値はありますか。

はい、いわゆる「白いクラウン」にも価値があります。陶材焼付金属冠は、金属のフレームの上に審美用のセラミックを被せたものです。表面の色は、その下にある金属について何も示しません。このフレームには、銀、パラジウム、プラチナ、ときには金までもが含まれていることが少なくありません。貴金属をまったく含まないのは、オールセラミッククラウン(ジルコニア、二ケイ酸リチウム)とレジン冠だけです。したがって、陶材焼付金属冠を廃棄することは、多くの場合、価値をそのまま捨てることになります。

歯科用クラウンは買取でいくらになりますか。

定価はありません。現物を見る前に金額を提示する買取業者にはご注意ください。価値は三つの要素で決まります。金属部分の重量、合金の正確な組成、そして分析当日の金属相場です。重量が同じクラウンでも、金、パラジウム、プラチナの含有量によって金額は大きく変わります。Swiss Recycling Metalsは、まずXRF分析装置で組成を測定し、その結果にもとづいて金額をご提示します。

分析の方法

XRF分析とは何ですか。なぜ買取価格が変わるのですか。

蛍光X線分析は、対象物にX線を照射する方法です。各元素はそれぞれ固有のエネルギーを持つ蛍光X線を放出するため、対象物を傷めることなく元素組成を特定できます。工業界と宝飾業界で貴金属合金を検査する際の標準的な方法です。買取価格が変わるのは、実際の組成を把握している買い手には、リスクを見込んだ一律の減額が不要になるからです。

なぜ従来の買取業者は重量で買い取るのですか。

中身がわからないからです。品位の高いロットと低いロットを区別できないため、受け取るすべてのロットのリスクを吸収できるよう、意図的に低いグラム単価を一律に適用します。その結果、品位の高いロットを出した歯科医院が、品位の低いロットを出した医院を実質的に補填することになり、しかもそれを確認する手段がありません。事前に分析すれば、この不確実性がなくなり、減額の理由もなくなります。

分析でクラウンは壊れますか。

いいえ。XRF分析は非破壊検査です。溶かすことも、溶解させることも、削ることもありません。分析は歯科医院で、歯科医師の目の前で行われ、その場で結果が表示されます。金額がわからないまま現物を送り出す必要はありません。

実際の流れ

歯科医院での回収はどのように行われますか。

三つの段階で行います。第一に、歯科医院がご希望の日時で予約を取ります。月曜日から土曜日の8時から20時の間で、地域の担当者が医院までうかがいます。第二に、歯科医師の目の前で、一点ずつXRFスキャンによる分析を行います。第三に、分析結果にもとづき、その場でお支払いします。

予約する

担当者がいない地域では、どのようにクラウンを送ればよいですか。

ご依頼いただければ、安全な郵送キットを無料でお送りします。App StoreおよびGoogle Playで配信しているSwiss Recycling Metalsのモバイルアプリから、またはアカウント作成後のお客様専用ページからお申し込みいただけます。

患者さんがご自身のクラウンや歯を持ち帰ることはできますか。

はい。摘出物は患者さんのものですので、持ち帰りを希望されることがあります。患者さんが受け取りを辞退された場合にのみ、歯科医院はそれを再資源化できる廃棄物として扱えます。処置の際に、その意思を確認しておくのが一般的です。

送付前にどのような処理が必要ですか。

陶材焼付金属冠は、生体組織の残留物および歯質をすべて取り除いた状態でお送りください。リサイクルに必要なのはクラウン本体のみです。

回収や郵送キットに最低数量はありますか。

いいえ、最低数量はありません。クラウン1点からでも郵送キットや訪問をご依頼いただけます。XRF分析は数量にかかわらず同じ方法で行います。

規制

歯科廃棄物のリサイクルは義務ですか。

義務の内容は国と廃棄物の種類によって異なります。欧州連合では、水銀に関する規則(EU)2017/852が規則(EU)2024/1849により改正され、2025年1月1日以降、歯科用アマルガムの使用は原則として禁止されています。ただし、施術者が患者の特定の医療上の必要から不可欠と判断する場合は例外です。アマルガム廃棄物に関する義務、すなわちアマルガムセパレーターの設置、保管、回収契約は、その後も引き続き適用されます。スイスには独自の特別廃棄物規制があり、英国は欧州連合離脱後も独自の規則を維持しています。一方、水銀を含まないクラウンや合金のリサイクルは、任意の再資源化です。適用される規則については、各国の歯科医師会にご確認ください。

水銀を含む歯科用アマルガムは買い取っていますか。

いいえ。Swiss Recycling Metalsは水銀を含む歯科用アマルガムの買取は行っておりません。郵送キットに混入して届いた場合は、適切な経路でリサイクルされますが、買取の対象にはならず、お支払いは発生しません。アマルガムは、貴金属とは別の有害廃棄物の区分に属します。

会社について

Swiss Recycling Metalsはどの国で事業を行っていますか。

Swiss Recycling Metalsはヨーロッパ13か国で事業を展開しています。スイス、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、ベルギー、ルクセンブルク、アイルランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、アイスランド。 担当者がいる地域では訪問による回収を行い、それ以外の地域では無料の安全な郵送キットで対応します。カスタマーサポートは、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、日本語、中国語の6言語で提供しています。

回収された金属はその後どうなりますか。

組成ごとに選別されたあと、溶解と化学的な工程によって精錬され、ふたたび産業の供給網に戻ります。歯科医院から出た廃棄物が原材料に戻ることで、その分の採掘が不要になります。貴金属における循環型経済の実践です。

Swiss Recycling Metalsとはどのような会社ですか。

Swiss Recycling Metals Sàrlは、ジュネーヴ1205、Rue des Bains 35に本拠を置くスイスの企業です。従業員は32名、11,250社を超える顧客に対応しており、Googleのレビュー529件で5段階中5.0の評価を得ています。 月曜日から土曜日の8時から20時まで、contact@swissrecyclingmetals.ch および +41 76 611 98 20(WhatsAppにも対応)でご連絡いただけます。2024年には、Mécénat Chirurgie Cardiaque とともに手術費用を負担し、アルー君の手術を成功させました。

約束